未経験からITエンジニアを目指すとき、最大の不安は「何もできない自分が、いきなり現場で通用するのか」だと思います。ミラスタでは、入社後の最初の1ヶ月は案件に参画しません。営業日20日・実訓練およそ150時間をフルタイムの研修にあてます。何をやっているのかを、そのまま書きます。■ なぜインフラ研修から始めるのかミラスタの未経験入社は、IT運用・インフラ領域からキャリアをスタートします。開発案件に直接入るルートは用意していません。理由は、土台の順序です。ITインフラがどう動いているかを手を動かして理解しておくと、その後インフラ設計構築へ進んでも、データや業務自動化へ広がっても、共通の土台として効いてきます。逆に、そこを飛ばすと、後から埋め直すことになります。開発エンジニアを志望する方には、この点は正直にお伝えしています。入社後に「思っていたのと違う」となるほうが、お互いにとって損失が大きいからです。■ 4週間の流れ【1週目|IT基礎・社会人基礎力】朝礼、報連相、ビジネスマナーの型から入ります。あわせてIT基礎の座学と、「調べ方」のミニ講義。検索して、公式ドキュメントにあたり、必要なら英語の情報まで見る——この順序を最初に身につけます。【2週目|サーバー基礎(Linux)・ネットワーク基礎】Linuxコマンドを30個、実機で叩きます。VirtualBoxで自分の仮想環境を構築し、壊しては直す。ここで「触ったことがある」状態を作ります。【3週目|構築演習】Web/DB/DNS/メールサーバーのうち2種類以上を、手順書を見ながら自力で構築します。手順書があっても、そのとおりに動かないことは起きます。その詰まりを解くのが演習の本体です。【4週目|運用演習+技術商談ロールプレイ】障害の切り分け演習と、営業・役員が面談官役を務める模擬技術商談。研修で学んだこと、自分で作ったものを、自分の言葉で説明する練習をします。■ 1ヶ月後に到達する状態朝礼・報連相・ビジネスマナーが現場で自然にできるLinuxの基本操作と簡単なサーバー構築が手順書どおりにできる障害が起きたとき、あわてず「状況確認 → 切り分け → 相談」の順で動ける分からないことを、質問する前に5分以上自分で調べられる面談で、研修で学んだこと・作ったものを自分の言葉で説明できる最後の2つは技術項目ではありません。しかし現場で最も効きます。■ 置いていかれない仕組み研修は、内容よりも「詰まったときにどうなるか」で決まります。毎日、講師との振り返り1on1があります。その日に詰まったことは、その日のうちに扱います。毎週、講師と営業マネージャーが到達度を確認し、翌週の計画を一緒に立て直します。1ヶ月の最後には、本人・講師・営業マネージャーの3者で12項目を評価し、「次に伸ばすこと」をセットで伝えます。分からないことを抱え込んだまま1ヶ月が終わる、という事態を構造的に潰しています。■ 資格は、研修中から始める研修中に学習を始めるのは、基本情報技術者試験とLinuC レベル1。その後3〜6ヶ月で、基本情報とLinuC L1の合格、CCNA、AWS Cloud Practitioner、ITIL Foundation を目安にしています。受験料は会社が支給し、書籍も支給します。2ヶ月目から、実案件に参画します。未経験者向けの研修・キャリア支援について、詳しく紹介しています。