未経験エンジニアが先輩エンジニアに質問するときに意識すべき5つのこと

はじめに

未経験エンジニアの方が、現場でコミュニケーションをとる機会のほとんどは先輩エンジニアに質問する時だと思います。

したがって、未経験エンジニアにとって質問は非常に重要だと考えています。

この記事では質問する前に、ぼくがいつも意識していることをまとめました!

質問せずとも解決できるのではないか

僕が最初に意識していることは、まだ自己解決できる可能性がある状況で質問をするべきではないということです。

質問をするということは自分もそうですが、少なからず回答者の時間を奪います。

その為、質問する前に自己解決できる可能性がないか再度見直してみましょう。

情報は予想だにしないところに転がっています。

それを如何に早く確実に拾えるかだと僕は考えています。

まずは可能性がないと決めつけず、自己解決できるのではないか再度見直してみましょう。

質問として成り立っているか

続いて根本の話ですが、「その質問が質問として成り立っているか」を気にしましょう。

質問とはわからないところや疑わしい点について問いただすことです。

わからないことがなければ質問として成り立たないわけです。

何が言いたいかというと、わからないことはまとまっているのかということです。

わからないことがまとまっていない状態で質問をすると、回答者は何に対して質問されているのかわからないので答えようがありません。

それはただただ回答者の時間を奪っているだけです。

なので質問する前に冷静になりわからないことががまとまっているのか確認してみましょう。

質問の内容

次に、質問の内容を客観的に見直したときに一度で理解できるかどうかです。

自分の中でまとまっていたとしても、それを相手が理解できなければ意味がないです。

質問する前には必ず、自分がこの質問をされたら一度で理解し得るのかを考えてみましょう。

回答者の選択

続いて、質問に対して適した回答者かどうかです。

質問する内容がまとまっていたとしてもその質問に対して適した回答者でなければ「分からない」という回答が返ってくる為、また同じ質問を違う相手にしなければなりません。

これは二度手間になってしまいます。

この場面での回答者の選択はとても重要だと感じます。

しかし、回答者を選択する時間も無駄だと考えています。

こういう場合はプロジェクトのチャットツールを利用して複数人に対して質問してみましょう。

そうすることにより回答者を選択する手間が省けますし、ログも残るので再確認もできます。

また様々な意見や情報を一度に取得できるといったメリットもあります。

その為、質問する際はチャットツールを利用し回答者に選択を避け無駄な時間を省きましょう。

回答者の状況

最後に意識していることは、回答者は回答できる状況かどうかです。

回答者は、忙しいときに質問されても回答できない可能性が非常に高いです。

回答者の状況を考えて質問する必要があります。

しかし、これも無駄な労力だと考えます。

その為ここでもチャットツールをオススメします。

チャットツールであれば、回答者がどのタイミングで回答するかどうかは回答者次第です。

その為、回答者の状況を気にせず質問ができます。

おわり

最初に未経験エンジニアにとって質問はとても重要なコミュニケーションだとお伝えしました。

質問の仕方や内容によってエンジニアの印象が大きく左右されると考えています。

その為一つ一つの質問を意識するようにし、「自分が質問されたらどう感じるか」と考える癖をつけるといいでしょう。